地域活性化起業人が訓子府町のまちづくりを支援しています

訓子府町では、民間企業等で培われた専門的な知識や経験、ネットワークを地域活性化に生かすため、「地域活性化起業人」制度を活用しています。

現在、派遣型2名、副業型3名の計5名が、それぞれの専門分野を生かしながら、町や町内事業者、関係団体、株式会社ぷなどと連携し、地域課題の解決や新たな事業づくりに取り組んでいます。

地域活性化起業人とは

地域活性化起業人は、民間企業等の人材が、これまで培ってきた専門的な知識や経験を生かし、地方自治体の地域活性化に取り組む制度です。

訓子府町では、町内で継続的に活動する「派遣型」と、専門分野について一定期間・時間活動する「副業型」を組み合わせ、それぞれの強みを生かした体制としています。

訓子府町で地域活性化起業人を活用する目的

人口減少や担い手不足が進む中、地域産品の高付加価値化、観光・交流の促進、新たな事業づくりなどを進めていくためには、行政だけでは確保することが難しい専門的な知識や民間のネットワークを活用することが重要です。

訓子府町では、派遣型の起業人が地域活性化事業全体を継続的に支援し、副業型の起業人が観光、情報発信、食品加工など、それぞれの専門分野を補完する体制としています。

訓子府町で活動する地域活性化起業人

【派遣型】地域プロデュース・事業推進

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氏名
脇坂 真吏

所属・派遣元
株式会社AgriInnovationDesign

活動開始
令和6年5月~

主な専門分野
地域プロデュース、地域商社、販路開拓、拠点運営

ミッション
地域資源や人材をつなぎ、新たな事業や交流の仕組みを生み出すとともに、地域活性化事業全体の企画・事業化を支援します。

主な取組
地域活性化事業の企画・立案、地域産品の販路開拓、交流拠点の形成、イベント、地域商社機能、町内外の関係者との連携などに取り組んでいます。

株式会社AgriInnovationDesign代表取締役。マルシェの運営、農業者や地域産品の販路開拓、地域商社・地域拠点の立ち上げや運営、人材育成など、食と農を軸とした地域づくりに取り組んできました。北海道東神楽町では「東神楽大学」や地域商社の立ち上げに携わるなど、企画だけでなく、事業の立ち上げから運営まで実践的に関わってきた経験を持っています。

訓子府町では、農業や食、人、場所など、町内にあるさまざまな地域資源をつなぎ、地域活性化につながる事業の企画・立案から実現までを支援しています。令和7年度に構想した取組については、町内の関係者や株式会社ぷなどと連携しながら具体化を進めており、現在は、地域に親しまれてきたスナックローゼの再開や、末広ストアを活用した「マルシェcube」のリニューアルに向けた検討などを進めています。

新しいものを一からつくるだけではなく、地域に既にある場所、資源、人のつながりを生かしながら、町民の日常の楽しみや新たな交流、町外から人を呼び込むきっかけとなる事業へ育てていくことがミッションです。

【派遣型】地域産品開発・事業化支援

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氏名
谷 克彦

所属・派遣元
石井食品株式会社

活動開始
令和7年4月~

主な専門分野
マーケティング、営業、法人連携、事業計画・数値管理

ミッション
地域資源を生かした商品開発や事業化、販売・販路の構築を進めるとともに、開発した商品を活用した地域プロモーションを支援します。

主な取組
地域ハンバーグをはじめとした地域産品の商品化、JAや町内事業者等との連携、販売計画、販路開拓、商品を活用した地域プロモーションなどに取り組んでいます。

石井食品株式会社所属。前職ではマーケティング分野の企業で、無形商材の営業や法人顧客との関係構築などに携わってきました。事業を数字の面から組み立てる視点と、企業や関係者との連携を形にしていく営業経験を強みとしています。

訓子府町では、地域の農産物や食の魅力を、実際に手に取ってもらえる商品へとつなげる取組を進めています。現在は、JAと連携して地域ハンバーグの商品開発を進めており、今秋のリリースを予定しています。

商品を完成させることをゴールとするのではなく、販売後は株式会社ぷをはじめとした地域の事業者や関係者とも連携しながら、商品をきっかけに訓子府町を知ってもらうプロモーションへつなげていきます。地域の農産物や生産者の思いを「商品」という形にし、町外へ届けることで、新たな販路や訓子府町との接点を生み出していくことがミッションです。

【副業型】食品加工・特産品開発支援

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氏名
青山 香織

所属・勤務先
石井食品株式会社

活動開始
令和7年4月~

主な専門分野
食品品質管理、衛生管理、商品開発、パッケージ

ミッション
町民、農業者、町内事業者などが、地域の農産物等を生かした商品開発に安心して取り組める食品加工・商品開発環境づくりを支援します。

主な取組
食品加工環境、品質・衛生管理、商品開発、食品表示、パッケージなどについて、食品メーカーで培った専門的な知見から助言を行います。

石井食品株式会社で長年、食品の品質管理に携わり、現在はパッケージデザインに関する業務にも携わっています。食品を安全に製造・販売するための品質・衛生管理から、商品を消費者に届けるための表示やパッケージまで、商品化に必要な幅広い知識を持っています。

訓子府町では、町民や農業者、事業者などが、地域の農産物やアイデアを生かして商品開発や販売に挑戦できる環境づくりを進めています。現在は、株式会社ぷが整備を予定しているシェアキッチンの開業に向けて連携し、食品を加工・製造するために必要な衛生管理や品質管理などについて専門的な支援を行っています。

シェアキッチンの整備後は、訓子府町民だけでなく近隣自治体の住民による利用も視野に、試作から商品化、販売までに挑戦できる場としての活用を目指しています。施設を整備するだけではなく、実際の商品開発についても専門的な助言を行い、地域から継続的に新しい商品や小さな事業が生まれる環境をつくることがミッションです。

【副業型】観光拠点・観光コンテンツ形成

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氏名
鮫島 卓

所属・勤務先
駒沢女子大学

活動開始
令和8年6月~

主な専門分野
観光、施設・拠点形成、観光コンテンツ

ミッション
町内の地域資源を生かし、人が訪れ、滞在し、交流するための観光拠点や観光コンテンツづくりを支援します。

主な取組
観光拠点のコンセプト、観光体験、町内周遊、運営方法などについて専門的な知見を生かした支援を行います。

駒沢女子大学観光文化学科教授。旅行会社でツアー企画や観光開発に携わったほか、国内外の地域で観光開発や計画づくりに取り組んできました。

町内にある農業、食、景観、文化、イベントなどの地域資源について、関係者へのヒアリングや現地調査を行い、本町の特性に合った観光政策の方向性を探ります。あわせて、住民を対象とした勉強会などを通じて、観光が地域にもたらす効果や地域資源の生かし方について理解を深め、町全体で観光に取り組む機運を高めていきます。「観光地がない」と考えるのではなく、地域の日常にある価値を見つめ直し、訪れる理由や地域の誇りへと育てていくことがミッションです。

【副業型】地域プロモーション支援

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氏名
岡田 修一郎

所属・勤務先
株式会社LAESSE Creavia

活動開始
令和8年6月~

主な専門分野
映像制作、情報発信、プロモーション

ミッション
訓子府町の魅力を町外へ伝え、町を知る人や訪れる人、地域と関わる人を増やすためのプロモーションを支援します。

主な取組
観光プロモーション動画などの企画・制作や、町の魅力を効果的に発信するための見せ方・伝え方について支援します。

株式会社LAESSE Creavia代表取締役。映像制作チーム「Dougact(ダグアクト)」の代表も務め、企業や店舗などの映像を、企画から撮影、編集まで一貫して制作しています。風景や人物、商品、体験など、幅広い対象を映像で表現できることが強みです。

過去に訓子府町で撮影した経験も生かし、農村風景や町民の姿、地域で行われている活動を映像として記録・発信します。単にきれいな動画を制作するだけでなく、町の魅力が町外の人に伝わり、「行ってみたい」「関わってみたい」と思ってもらえる発信を目指します。

これまでの主な活動

令和7年度 地域活性化の実行基盤づくり

令和7年度は、町の地域活性化施策を継続的に進めるための実行基盤づくりに取り組み、その一環として、まちづくり会社の設立・体制整備を進めました。

地域活性化起業人それぞれの専門性を生かし、事業構想や収支・数値面の整理、地域産品の活用、販路開拓、拠点運営の検討などを進めたほか、設立前から町民との交流や各種イベントを実施し、地域との関係づくりやニーズの把握にも取り組みました。

こうした活動を通じて、行政だけで事業を進めるのではなく、町民、農業者、事業者、関係団体などと連携しながら、地域のアイデアや資源を具体的な事業につなげていくための基盤を整えてきました。

【まちづくり会社設立までの動き】

令和8年度 地域の資源を具体的な事業へ

令和8年度は、これまで整えてきた基盤を活用し、それぞれの起業人の専門性を具体的な地域活性化事業につなげる段階へ進んでいます。

地域プロデュースの分野では、地域に親しまれてきたスナックローゼの再開や、末広ストアを活用した「マルシェcube」のリニューアルなど、既存の場所や資源を生かした新たな交流・事業拠点づくりを進めています。

地域産品の分野では、JAと連携した地域ハンバーグの商品開発を進めており、令和8年秋のリリースを予定しています。商品を販売するだけでなく、地域の農産物や生産者の思いとともに訓子府町の魅力を発信する、地域プロモーションへの展開を目指します。

食品加工・商品開発の分野では、シェアキッチンの整備に向け、品質・衛生管理などの専門的な支援を行っています。町民や農業者、事業者などが地域の農産物やアイデアを生かし、試作から商品化、販売までに挑戦できる環境づくりを進めます。

観光分野では、町内の農業、食、景観、文化、イベントなどを改めて地域資源として捉え、現地調査や関係者へのヒアリングを通じて、本町に合った観光の方向性を検討しています。

また、映像を活用したプロモーションでは、農村風景や町民、地域で行われている活動などを記録・発信し、「行ってみたい」「関わってみたい」と感じてもらえる町外への情報発信を進めています。

それぞれの取組を単独で進めるのではなく、商品、場所、観光、情報発信などを相互につなぎながら、町内外の人が訓子府町を知り、訪れ、関わるきっかけを増やしていきます。

5名の専門性を地域へ

地域活性化起業人の役割は、民間企業等で培った専門知識や経験、ネットワークを地域に生かし、町民や事業者、関係団体などとともに新たな取組を生み出していくことです。

現在活動する5名は、それぞれ異なる専門分野を担っています。

  • 地域の資源や人をつなぎ、事業を企画・実現する「地域プロデュース」
  • 地域の農産物等を商品にし、販売や発信へつなげる「地域産品開発・事業化」
  • 地域の人が自ら商品づくりに挑戦できる環境を整える「食品加工・特産品開発」
  • 地域の日常にある資源を、訪れる理由や地域の価値へ育てる「観光」
  • 地域の魅力を映像や情報発信によって町外へ届ける「プロモーション」

派遣型の起業人が地域活性化事業全体を継続的に支援し、副業型の起業人がそれぞれの専門分野を補完することで、企画から事業化、商品開発、観光、情報発信までをつなげる体制としています。

また、起業人だけで取組を完結させるのではなく、町、町民、農業者、町内事業者、関係団体、株式会社ぷなど、地域のさまざまな主体と連携しながら事業を進めています。

起業人の活動を通じて得られたノウハウや新たなつながりを地域内に蓄積し、将来的には地域の皆さんが主体となって、新しい商品や事業、交流が継続的に生まれる地域を目指します。

 

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お問い合わせ

訓子府町役場農林商工課経済振興室
〒099-1498 訓子府町東町398番地
電話: 0157-33-5008 Fax: 0157-47-2600
keizai@town.kunneppu.hokkaido.jp