文化芸術活動方針の取り組みの一つとして、多彩な文化芸術活動に触れる機会の提供と人材育成として「パブリックアートによるまちづくり」を今後展開していくこととなりました。
その第1弾として、本町出身の彫刻家である水本修二氏の彫刻作品「関係空間」を訓子府町レクリエーション公園芝生広場(訓子府町協成)に設置しました。この作品は、閉館した国立こどもの城(東京都渋谷区)に設置していたものです。身近に芸術作品に触れ、文化芸術の振興につながる機会につなげていきます。
水本修二氏のプロフィールと「関係空間」の紹介(PDF 197KB)
彫刻作品「関係空間」
常設展示
訓子府町公民館ロビーで、水本修二氏の作品のミニチュアや資料などを常設展示していますので、ぜひご覧ください。
水本修二氏彫刻作品「関係空間」展示公開セレモニーと文化芸術講演会・シンポジウム
本町出身の彫刻家である水本修二氏の彫刻作品「関係空間」の展示公開セレモニーと文化芸術講演会・シンポジウムを、平成28年10月28日に開催しました。
セレモニーでは、水本修二氏の御子息をはじめ菊池町長、上原議長、水本氏の出身校でもある訓子府小学校の児童2人と、訓子府中学校の生徒会代表1人によるテープカットが行われました。
また、同日夕方に行われた文化芸術講演会・シンポジウムでは、武蔵野美術大学彫刻学科の伊藤教授と細井講師から「関係空間」という作品の解説や楽しみ方、まちづくりにおいてこの作品が持つ可能性や文化芸術とまちづくりについて話をしていただきました。
シンポジウムでは北見市在住の彫刻家である小川研さんや町内で創作活動を行う堰代大幹さん(絵画)と、宮川真智さん(キルト)を交えての「芸術がひと・まちにあたえる力」をテーマに話し合い、「芸術は次世代までゆっくりと培っていくものであり、訓子府の未来に期待する」「この彫刻がまちの風景になりやがて感動や喜びになる」「たくさんの良い作品を見ることで自らの目(心)を養うことができ、そこから交流も生まれる」などの意見が交わされました。