2012年(ねん)4月(しがつ)12日(にち)（木）(もく)

北国(きたぐに)の春(はる)・春(はる)・春(はる)…姉妹(しまい)町(まち)・高知(こうち)県(けん)津野町(つのちょう)職員(しょくいん)「川田(かわた)明男(あきお)君(くん)着任(ちゃくにん)！」

　北国(きたぐに)の春(はる)は遅い(おそい)！東京(とうきょう)に出張(しゅっちょう)すると３月(さんがつ)下旬(げじゅん)でも梅(うめ)が満開(まんかい)、桜(さくら)の花(はな)も咲き(さき)始め(はじめ)ている。今年(ことし)は特に(とくに)寒(さむ)さが厳しかっ(きびしかっ)たせいか雪解け(ゆきどけ)が遅く(おそく)残雪(ざんせつ)が多い(おおい)。それでも春(はる)の日差し(ひざし)が強く(つよく)照り付け(てりつけ)、常呂川(ところがわ)の柳(やなぎ)など芽吹き(めぶき)が一斉(いっせい)に始まり(はじまり)黒土(こくど)が日(にち)ごとに増え(ふえ)続け(つづけ)ている。
　暖気(だんき)や雨(あめ)で小(しょう)河川(かせん)の水(みず)が増え(ふえ)、あちこちで水(みず)があふれ職員(しょくいん)は町内(ちょうない)巡視(じゅんし)や氷(こおり)割(わり)の作業(さぎょう)に追わ(おわ)れる。今日(きょう)もまたスポーツセンター北側(きたがわ)の壁(かべ)が崩落(ほうらく)し天井(てんじょう)や内壁(ないへき)が露出(ろしゅつ)。これも冬(ふゆ)期間(きかん)の大きな(おおきな)ツララが屋根(やね)下(か)から壁(かべ)に突出(とっしゅつ)し、長年(ながねん)、凍結(とうけつ)と窓(まど)や壁(かべ)の結露(けつろ)を繰り返し(くりかえし)壁(かべ)の崩落(ほうらく)につながったもの思わ(おもわ)れ、北国(きたぐに)ならではの春(はる)の出来事(できごと)でもある。

　４月(しがつ)は新人(しんじん)職員(しょくいん)が着任(ちゃくにん)する。私(わたし)が町長(ちょうちょう)になる前(まえ)は行政(ぎょうせい)改革(かいかく)や財政(ざいせい)健全(けんぜん)化(か)を柱(はしら)に新規(しんき)職員(しょくいん)の採用(さいよう)を抑え(おさえ)てきたが、職員(しょくいん)の年代(ねんだい)構成(こうせい)のアンバランスなどの課題(かだい)も多く(おおく)、計画(けいかく)的(てき)な職員(しょくいん)採用(さいよう)に踏み切り(ふみきり)今年(ことし)も２名(めい)の職員(しょくいん)（保健(ほけん)師(し)・農業(のうぎょう)関連(かんれん)一般(いっぱん)職(しょく)）を採用(さいよう)した。
　さらに今年度(こんねんど)から姉妹(しまい)町(まち)・高知(こうち)県(けん)津野町(つのちょう)との職員(しょくいん)相互(そうご)交流(こうりゅう)として今田(いまだ)誉(ほまれ)規(ただし)君(くん)を津野町(つのちょう)へ２年間(ねんかん)派遣(はけん)した。
　４月(しがつ)１日(にち)、　津野町(つのちょう)職員(しょくいん)川田(かわた)明男(あきお)君(くん)が着任(ちゃくにん)、全(ぜん)職員(しょくいん)の前(まえ)で「両町(りょうちょう)の懸け橋(かけはし)として」「トップバッターとしての緊張(きんちょう)感(かん)を乗り越え(のりこえ)て、与え(あたえ)られたチャンスを生かし(いかし)たい！」と元気(げんき)に挨拶(あいさつ)を行っ(おこなっ)た。
　私(わたし)は「訓子府町(くんねっぷちょう)民(みん)全員(ぜんいん)を高知(こうち)へ連れ(つれ)ていくぐらいの気持ち(きもち)でやってほしい」と激励(げきれい)した。初めて(はじめて)の土地(とち)、異(い)文化(ぶんか)、不自由(ふじゆう)な生活(せいかつ)を乗り越え(のりこえ)て、自治体(じちたい)職員(しょくいん)として一(いち)回り(まわり)も二(に)回り(まわり)も大きく(おおきく)なって帰っ(かえっ)てほしい。
　大勢(たいせい)の町民(ちょうみん)と交流(こうりゅう)し多く(おおく)を学び(まなび)、人生(じんせい)の喜び(よろこび)としてほしいと息子(むすこ)のような二(に)人(にん)にエールを送り(おくり)続け(つづけ)たい。津野町(つのちょう)町民(ちょうみん)の皆様(みなさま)、訓子府町(くんねっぷちょう)民(みん)の皆様(みなさま)二(に)人(にん)を宜しく(よろしく)お願い(おねがい)します。