【町長からのお知らせ】立春を迎え

立春を迎え

 2月3日は暦の上では立春であります。今冬の1月は記録的な暖冬にあり氷点下20℃を下回る日が1日となり、降雪量も平年以下となっており穏やかにお過ごしのことと想います。

さむさむまつりが開催

 2月2日には、くんねっぷ町の冬の一大イベントである「第46回さむさむまつり」が開催されました。今冬は記録的な小雪により大雪像の製作が中止となり、すべり台、ステージのほか小学4年生によるミニ雪像4基、こども園の5歳児の2基が会場を彩どり、太鼓同好会の太鼓演奏を幕開けにダンスやキャラクターショー、綱引き大会などが催され、各団体の屋外屋台、公民館ロビーでの物産販売などで賑わいました。

 当日は風もなく温かい1日であったことから多くの子ども達を中心に約1,200名の来場があったところです。ある団体では焼き鳥3,000本完売との声もお聞きしました。

 46年前に青年有志で始まった「さむさむまつり」ですが、現在でも農協青年部、役場青年部、商工会青年部、青年団体連絡協議会の若者たちが事前準備や当日運営、後片付けと大活躍をしていただき、改めて感謝申し上げるところです。

ほっかいどう応援セミナーに参加

 1月30日に札幌市でほっかいどう応援セミナーが開催され、訓子府町もプレゼンテーションの機会をいただきました。

 北海道では多様化、複雑化する地域課題の解決に向け、民間の皆さまの知恵やノウハウをいただき、未来づくりにともに取り組むため「北海道応援団会議」を設置し、様々な施策を展開しています。今回は応援団とのマッチング機会の創出を目的に実施されたものであります。

 本町からは「くんねっぷメロン」の現状とメロン振興にかける意気込み、まちづくり株式会社の設立、準備の概要、A2ミルク(※)を使用したチーズケーキの紹介、今後の事業展開などを中心に企業からのアドバイスや連携の模索のほか、企業版ふるさと納税のお願いも行ってきました。

 今回は各企業との交流を図る目的で試飲、試食を設け、本町からは菅野養蜂場のミード、ミルククラウンのA2ミルクチーズケーキを提供し様々な意見などをいただきました。

 特にA2ミルクは、本年から制度を創設した「ブランディング補助金」の対象でパステライザーを導入したなかでの菓子製造事業者とコラボした試作品であり、今後の事業展開に大きな期待を寄せているところであります。

 試食では3ケース持参しましたが、売り切れ状態で濃厚でおいしいとの声が多くを占め、すでにA2ミルクを製品開発で行っている事業者からは連携した取り組みを提案されました。

 一方、ミードははちみつ酒であることも理解されておらず、ややマイナーな印象でありましたが、試飲ではほとんどの方が飲みやすい、飲みすぎてしまいそうなどの声をいただきました。すでにどさんこプラザなどで販売していることをアナウンスさせていただきました。

 少しずつではありますが、特産品として様々な製品が誕生してきました。訓子府町の魅力を高め、まちのイメージをあげ、全国に向けて発信していくことが必要と感じたところです。

※A2ミルク:牛乳に関わる特有の遺伝子の名称であり、一般の牛乳はA1遺伝子とA2遺伝子が混雑している。A2ミルクは牛乳を飲んだ時にお腹がゴロゴロしたり、痛くなってしまう症状が緩和されるもの。

(令和7年2月4日 訓子府町長 伊田 彰)

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