【町長からのお知らせ】敬老の日を前に想うこと

敬老の日を前に想うこと

 9月を迎え、都府県では依然として危険な暑さが続いていますが、本町では日中に汗ばむこともありますが、朝晩は冷え込み初秋を迎えたところです。
 昨年、一昨年と異常気象により大きく影響を受けた農作物でしたが、本年産は一部干ばつの影響はあるものの順調に生育、収穫が続いており、「豊穣の秋」を迎えたと思っています。

 さて、9月16日は敬老の日であり、多年にわたって社会に寄与してきた高齢者を敬愛し、長寿をお祝いする国民の祝日であります。
 本町においても、9月6日に「第73回敬老祭」を開催いたしました。数え年75歳を迎える81名の方を初招待したほか、喜寿をはじめとした節目を迎える方と100歳を超える方を合わせて458名の方をご招待し、144名の出席のなか出席者の孫、ひ孫の世代である認定こども園「わくわく園」の5歳児の出し物を観賞するなど盛大に開催されました。

 また、昨日は特別養護老人ホーム「静寿園」の敬老会にお招きいただき、町の敬老祭に出席がかなわなかった方への長寿のお祝いと米寿、珍寿、100歳の節目を迎える13名の方に記念品をお渡し、お祝いを申し上げてきました。

 国では数え年100歳を迎える方へ、敬老の日に祝状と銀杯が贈られます、静寿園では本年3名の方が100歳を迎えられ、私から岸田文雄内閣総理大臣に代わり手渡し、お祝いと感謝を申し上げました。

 敬老祭では私が役場に入った当時の係長、課長だった方も多く出席され、なつかしさとともに自分の年齢も顧みることとなりました。また、100歳のある方は私が20歳前後の時にお世話になった方で、ご本人に認識していただくことはできませんでしたが、いつまでも元気で心豊かに暮らしていただくことを願っています。

 また、敬老の日にはゲートボール協会の記念大会のエキビションマッチとして、96歳の女性を筆頭に90歳以上の「訓子府元気チーム」に町、議会の役職者チームがハンディなしで挑戦させていただくこととなっています。

 少子高齢化が進む本町では75歳以上の高齢者の方は、1,000人弱で人口比率では20%を超え、65歳以上の高齢者も40%を超える状況にあります。
 昨日の第3回定例町議会で吉野議員から「高齢者の生きがいづくり」の一般質問もありましたが、様々な課題を抱えるなか生きがいを持ち快適に地域社会で暮らしていけるまちづくりに向けた施策を展開していきたいと想っています。

 永年にわたり町の発展を支えていただいた方々に敬愛を表するとともに、今後も町勢を持続的に発展させ「このまち」を未来の子ども達につないでいく決意を新たにしたところであります。

(令和6年9月13日 訓子府町長 伊田 彰)

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