第66回敬老祭「くわ、くわ、くわ」

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2017年9月8日(金)

第66回敬老祭の挨拶で「くわ、くわ、くわ」 のお披露目

 今年も75歳以上の節目の年を迎えられた449名の対象者をご招待し、約190名の方が出席された「第66回敬老祭」が町の公民館で開催されました。数え年で75歳以上、昭和17年以前に生まれた方は1000名を超えました。中でも満100歳以上の方は6名、明治生まれは1名になりました。

 明治30年に開拓の鍬が打ち下ろされ、今年は120周年の節目の年を迎えました。昨年は、記念式典など多くの催しが盛大に開催されましたが、悲しい出来事もあり、8月17日に台風7号が襲来し、暴風の影響で訓子府小学校正門の樹齢300年に及ぶ楡の木が倒れ、多くの町民が心を痛めました。

 倒れた楡の木に何とか命を吹き込もうと、若き彫刻家・山本麻璃絵さんがチェーンソーとノミを使い、開拓鍬(島田鍬)を題材とした彫刻制作に臨みました。約20日間の公開制作で「くわ、くわ、くわ」(山本麻璃絵さん命名)の作品が誕生しました。鍬ではなく「くわ」。ひらがなのやさしさとリズムが素敵で、逆から読むと「わく、わく、わく」と心が躍ります。敬老祭の挨拶では、作品をお披露目し、楡の長寿、その生命力にあやかり、元気で、明るく、楽しい、威風堂々とした敬老祭参加者に乾杯の拍手を送りました。

くわ、くわ、くわお披露目

敬老祭会場